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いつまでもしゃきっとした背骨の為に、ビタミンDについて

多くの日本人がビタミンDが欠乏していると言われています(不十分&欠乏の方でおよそ70パーセント)。近年骨粗鬆症の検査の一環として25OHビタミンDをECLIA法により測定できるようになりました。実際に測定してみますと、ほとんどの方がビタミンD不足!

ビタミンD3は日光に当たり作られ、からだじゅうをめぐりますが、日光に当たらなかったり、高齢者では皮膚での合成能が低下しているためにビタミンD不足になっているのではないかと言われています。

ビタミンDは整形外科的には、骨に関与する為、銀座リハビリ整形外科でも、骨粗鬆症のお話をする際には、カルシウムだけでなくビタミンDもとることをおすすめしております。
ビタミンDは腸管からカルシウムを吸収する事を促し、適切な血清カルシウムとリンの濃度にします。そして、骨の成長と構築に関与します。
最近ではビタミンDの癌の再発率の軽減効果など、骨粗鬆症に対してだけでなくその効果が注目されています。ちなみに子供では骨軟化症やクル病の予防になります。
ビタミンDを含む食品は、鮭、ウナギ、カツオ、あんこうの肝、干しシイタケ、きくらげなどです。
木耳(きくらげ)はなじみがないと言われる方も多いのですが、決して中華の炒め物だけでなく、家庭に常備しておけるので便利です。戻して、千切りにしてナムルのように(塩、ごま油、ごまなどで)味付けるだけでも簡単な一品になりますので、試してみてください。
銀座や近隣のエリアでは背筋がしゃきっとしたかっこいい女性が多く、骨粗鬆症の話はしにくいのですが、ずっとしゃきっとした背骨でいるためにも、実は閉経前後にご自身がどの程度の骨の状況なのかを確認し、その後の減り具合がどうなのかを見ながら骨のケアをすることを、目に見えないものだからこそおすすめします。
銀座リハビリ整形外科では、骨粗鬆症の検査として、骨密度を画像ではかり、採血で骨吸収と骨形成の状態を見るため、骨代謝マーカーというものを測定しバランスが崩れていないかを確認します(人間の骨は生涯骨形成されて壊されますが、骨粗鬆症では骨の形成が低下したり、骨が壊されることが進んだりし、バランスが悪くなります)。また、25OHビタミンDの測定を行います。

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