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手の症状には手指の関節の痛み、腫れぼったくこわばり感があり握りにくい、指の曲げ伸ばしで引っかかり痛む、母指の付け根が痛み瓶の蓋が開けにくいなどがあります。
手指の第1関節(DIP関節)の腫脹や痛みがありレントゲンにて変形があるものにはへバーデン結節というものがあり、第2関節(PIP関節)に同様の症状・所見があるものをブシャール結節といいます。
また、指の曲げ伸ばしに引っかかり感を感じるものとしては、ばね指があります。
忘れられるものとしてはホルモンの変動により関節が痛んだり腫脹することもあります。
これらは、いずれも握りにくさやこわばり感を感じることもあり、関節リウマチとの鑑別が必要となります。
診断にはレントゲン検査が有用で、関節リウマチとの鑑別が必要な際には血液検査を行います。
母指の付け根の痛みと腫脹にはCM関節症が考えられ、こちらも同様にレントゲン検査にて診断ができます。
治療)当院では症状、疾患により、内服薬、外用剤、リハビリ(機械を使った物理療法や、ストレッチ指導など)、装具(サポーターなど)の処方、注射を行います。