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足の痛み

外反母趾という病名はよく耳にすると思います。進行している方ですと、母趾と2趾がクロスしてしまうこともあります。
外観上でも母趾がくの字になっており判断はつきますが、レントゲン検査にて、その状態を把握します。
症状に対し内服、外用剤の処方をし、状態により出来合いの装具やオーダーメイドの足底板(インソール)をお作りします(保険診療にて)。また、アーチの低下や筋力低下にはリハビリにてトレーニングや指導を行います。
痛風による足の痛みもよくあります。母趾の付け根の痛みと言われますが、それだけでなく、足背、足関節、膝、手関節などにもおきます。痛みや腫脹、赤みがあることもあります。
レントゲンにて骨の異常がないかを確認し、採血にて高尿酸血症の有無、炎症反応の状態を確認します。
治療)内服薬、外用剤処方、時にアイシングなども行います。

その他、足の裏の痛みとして、足底筋膜炎というものがあります。足の裏に張られている強靭な腱の膜を足底腱膜と言いますが、長時間の立位や歩行、ランニングなどにより、繰り返し負荷がかかり炎症が起きるものです。
レントゲン検査にて踵に踵骨棘という骨のトゲができている方が多くみられます。
治療)状態で外用剤や内服薬の処方、物理療法(機械による消炎鎮痛)、運動療法(セラピストによるストレッチなど)、足底板(インソールのオーダー)、注射などを行います。

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